コーヒーはほぼ必ずと言って良いほどカフェインが含まれていますよね。
カフェインは体に悪いとささやかれていますが、そのカフェインって実際のところ体に悪いのでしょうか。
カフェインとは
カフェインはコーヒーに含まれる成分の1つで、アルカロイドと呼ばれる化合物の仲間です。コーヒー以外にも緑茶や紅茶などに多く含まれています。
カフェインの大きな特徴である「しゃきっとして目が覚める」興奮作用を利用して、エナジードリンクや医薬品などに配合されることも多いです。
今回おおよその目安としてカフェインが含まれる飲み物をまとめてみました。
種類 | カフェイン量(一杯あたり) |
---|---|
エスプレッソ | 50ml/140mg |
ドリップコーヒー | 150ml/135mg |
インスタントコーヒー | 150ml/68mg |
栄養ドリンク | 100ml/50mg |
ココア | 150ml/45mg |
紅茶 | 150mgl/30mg |
緑茶 | 150ml/30mg |
烏龍茶 | 150ml/30mg |
コーヒーはコーヒーでも飲み方によってだいぶ量が違ってきます。
また、意外なのは紅茶などのお茶系ですね。
2杯飲むとコーヒー1杯に近づいてきます。
妊婦さんにとってはカフェインは大敵!
妊婦さんは、赤ちゃんが母体を通して栄養素を吸収しています。お母さんがコーヒーを飲むと、赤ちゃんにカフェインが巡ってしまうので要注意。デリケートな赤ちゃんに取っては少量のカフェインも危険性があります。
1日のカフェイン摂取量が100mg以上になると、赤ちゃんを流産するリスクが高まるという研究結果が報告されています。
インスタントコーヒー1杯(150ml)にカフェインは約68mg含まれているため、1杯までが限界ですね。
ドリップコーヒー1杯(150ml)にはカフェインが約135mg含まれているため、超えてしまいます。
妊婦さんは、
- インスタントコーヒーなら1日1杯
の量に抑えましょう。
と、言いたいところですが…
お茶のように何気なく飲んでいるものでもカフェインを摂取してしまうこともあるかと思います。
カフェインの良いところ
なんとなくいけないイメージのあるカフェインですが、良いところもたくさんあります。
眠気覚まし
代表的な効果ですね!
カフェインには眠気を引き起こす物質をブロックする効果があります。
その結果眠気やだるさを取り払いリフレッシュすることができます!
ダイエットに効果的
コーヒーを使用したダイエットというものがあります。
リパーゼという物質が代謝アップにつながるためタイミングとして運動前がおすすめ。
脂肪燃焼効果が期待できます!
カフェインのデメリット
カフェインには良いところが非常に多いですが、何事にも付き合い方が重要です。
それではデメリットを知ってみましょう!
睡眠障害
眠気防止に繋がると言いましたがその反対です。
寝る前などに飲んだり飲みすぎたりすると、寝れなくなったり、眠りが浅くなってしまったりと睡眠障害を引き起こす場合があるので注意です。
カフェイン中毒
カフェインは摂り過ぎによって中毒を起こす事があります。
短期的なものと長期的なものがあり
短時間のうちに過剰にカフェインを摂取すると急性中毒症状が発現し、視覚・聴覚の異常や吐き気を引き起こすことや、手足の震え、パニック障害などを引き起こすおそれがあります。
長期的な摂取によっても起こす場合があるので、摂りすぎには注意が必要です。
飲みすぎてしまった場合
こんな中毒の話をすると怖くなってしまいますよね。無理もないです。
万が一短時間などで飲みすぎてしまった場合ですが、血中のカフェインを薄めるために水を飲みましょう。
もしこれで改善されない場合は医師に相談をしましょう。
何事も付き合いは大事
世の中どんなものでも付き合い方は大事ですし、メリットもデメリットもあります。
なので、カフェイン・コーヒーは上手に付き合っていきましょう!
美味しく飲むためにもほどほどにね!